2019-01-01から1年間の記事一覧
令和元年も残りわずか。 今年はとにかく読書熱が再燃した1年。 又吉さんの第2図書係補佐をきっかけに本の面白さに魅了された。 なにかの答えを探すかのように取り憑かれたように本を読んだ。 本の中に出てくる沢山の人の気持ちや考えを知った。 それをただひ…
素晴らしかった。とにかくこの本を読めたことに心の底から感謝したい。感想は一言では言い表せないけれど、私の大好きな千と千尋の神隠しを観たときの圧倒されるような感覚と同じものを感じた。とにかくひとりでも多くの人に読んでほしい。この本を読まない…
話題になっていた本でしたが、ぐいぐいと引き込まれた。文章が優しくて、平日の寝る前に心底癒されながら読んだ。ページが少なくなるのが寂しくて仕方がなかった。 優等生で美人で裕福な彩子。金髪で美人で片親のダイアナ。 正反対な二人はすぐに仲良くなる…
仕事、恋愛、結婚、出産、子育てなど、女性にとってライフイベントに関する悩みは尽きないけれど、全ての女性にオススメできる一冊。 独身アラサーの私は、結婚に悩んでいたころもあったけど、今では潔く諦めが付き、悩みの種はもっぱら仕事。 このタイミン…
いやー、これはやれました。(笑)蹴りたい背中、今更ながら読みました。 ハツの気持ちが痛いほどよくわかって。アラサーの今でも、記憶の中に確かにあるあの息苦しい感じ。 友達は多いほうがいい。不愛想より愛嬌のあるほうがいい。 だれが決めたかわからな…
海とジイ タイトルだけでほっこり。でも、本当に読めてよかったと思えた本。大人の道徳本というのも少し違うけれど、とにかく、読んでて涙があふれてくる。 おじいちゃんって意外と存在感が薄かった。だって、小さいころ、祖父母の家にいくときにも、おばあ…
好きな本TOP10に入る本。本の裏に書かれているあらすじを見て、藁をもすがる思いで初めて手に取ったことを覚えている。 失恋の痛みと、都会の疲れをいやすべく、ふるさとに舞い戻ったほたる。大きな川の流れるその町で、これまでに失ったもの、忘れていた大…
今年、山内マリコさんの本は何冊読んだろう。 とにかく、独身の気持ちも既婚の気持ちもわかってくれる人だから、今度はどんな話だろうとワクワク。 選んだ孤独はよい孤独 というタイトルもとっても素敵。 友達は多い方がいいと巷で言われているけど、この本…
SOUTHBLOWのわすれものというアルバムをご存じですか? 大好きなアルバムなので、誰にも教えたくなくて、一人で聴いて喜んでいたのですが、 最近久しぶりに聴いたら本当に素晴らしくて、感想を書かずにはいられませんでした。(笑) 2006年に発売されたアル…
好きな本を10冊あげるとしたら、絶対にランクインする本。 読み進めるのが辛いシーンも多いけれど、ここに出てくる大和尚さんのかけてくれる言葉に読むたびに涙が溢れてくる。 方言混じりでハートがある心に染み込むような優しい言葉。 大和尚さん以外の人も…
圧倒的な世界観でした。 主人公の性格からなのか、読んでる間、ずっと静かさが漂っていて、不思議な感覚になりました。 主人公が『のゆり』という珍しい名前のため、初めのうちは『のゆり』という名前が出てくるたびに引っかかってしまっていたのですが、読…
空の青さを知る人よ を観てきました! とにかく若くて真っ直ぐで、アラサー の私にはひたすら眩しかったです。 感情移入するには歳をとりすぎてしまったと痛感…。 井の中の蛙大海を知らずされど空の青さを知る。 恥ずかしながら、されど空の青さを知るという…
読書熱再燃のキッカケになった山内マリコさんの本はどれもタイトルが印象的で、何を読んでも面白いのだけれど、この本もアラサーの私には刺さった! 今の時代のアラサー独身者、既婚者のどちらの気持ちも代弁できる人だと思う。 あの子は貴族というタイトル…
本を読んでこんなに温かく優しい気持ちになったのは久しぶりです。 読むことができてよかったです。 引きこもりだった主人公が、祖母の元で逞しく成長していく過程が描かれています。 西の魔女が死んだ と似ているのかなーと思いながら読み進めたのですが、…
何年か前のアメトークの読書好き芸人で紹介されていた本。 読んでる途中から、小学校の時の思い出が蘇ってきました。 アラサーになり、社会に揉まれに揉まれ、大人に囲まれた日々を長いこと送っていたので、いつもの生活の中では絶対に思い出すことのなかっ…
言の葉の庭を観ました。 初めて観たときは、秦基博さんのrainが流れたあたりから、映画館で嗚咽するくらい号泣しました。 今回もやはり号泣。 ゆきのさんが辛かった胸の内を打ち明けるシーンのセリフ、映像の美しさ、最高のタイミングで流れる秦基博さんの声…
川上未映子さんのすべて真夜中の恋人たち。 何年か前、アメトークの読書芸人でオードリーの若林さんが紹介していたので、手に取ったのですが、とてもきれいな装丁でテンションが上がりました。 内向的な主人公の話なのですが、人見知りと自称されている若林…
又吉さんの『人間』を読みました。 きちんと理解できるにはもっと読み込まないといけないと思うのですが、 僕たちは人間をやるのが下手だ という言葉はすっと入ってきました。 この本に出てくる人たちもそうですが、私自身も人間をやるのが下手くそだと思い…
デッドエンド。 デッドエンドの意味を締め切りとか最遅の期限だとばかり思ってました。 辞書を引いて全然違う意味だと初めて知りました。(笑) 恥ずかしい…。(笑) 正しくは物事が行き詰まる、どん底、先が見えないという意味なんですね。 標題の デッドエンド…
太陽と毒ぐも。 インパクトのある表紙に惹かれて手に取ったのだけど、読み終わった結果、独身が一番幸せだと思ってしまった。(笑) 付き合って同棲している恋人たちの話が何編も綴られているのだけど、この本を読んで、赤の他人との共同生活を続けていくのに…
すごい本を読んでしまった。 どうしよう。(笑) 興奮が冷めやらない。 静かなカフェで読んでいたのに、それを忘れて、え?うそでしょ?と本に向かって呟くくらい没頭。 そんな自分にドン引きだけど、リアクションせずにはいられないようなシーンがあったので…
パリに行ったことありません。 行ってみたいなーと思ったこともありませんでした。 理由はないです。なんとなく。 でも、この本のおかげで観光地然とした華やかなイメージしかなかったパリの影の部分が見えたような気がしました。 道にゴミが捨てられていた…
今更ながら、火花を読みました。 芥川賞受賞したことはあまりにも有名で、今頃読んでるのなんて時差ありまくりですが、とても素晴らしかったです。 読むことができて本当に良かったです。 第2図書係補佐を読んでからピース又吉さんの本を読みまくってるので…
ジブリ作品には欠かせない久石譲さんの音楽。 久石譲さんの音楽がなければジブリ作品は成立しないし、私もこんなに虜にならなかったと思います。 もののけ姫も大好きな作品です。 そしてアシタカとサンという曲を聴くといつも涙腺崩壊します。 曲名だけ聴く…
三連休、あっという間でしたが、非常に充実しておりました。 読書熱が沸騰し、ひたすら本を読みまくってました。 読書以外の時間はキングコング西野さんのアナザースカイ、近畿大学卒業式の祝辞、ピースの又吉さんの近畿大学の祝辞、グレイテストショーマン…
ジブリ作品の「耳をすませば」大好きな作品です。 月島雫も天沢聖司も中学二年生で、映画を観た当時の私より、二人のほうがはるかにお姉さん、お兄さんでした。 中学生って随分大人びてこんな感じなんだ、と憧れやら畏敬の念をもって観ていたことを思い出し…
気がついたらここ一年くらいはおニュー本はエッセイしか読んでこなかったことに気がついた。小説はお気に入りの本ばかりを読み返していた。 意図的にそうしていたわけではないのだが、昨日、ふと手にした山内マリコさんの本。 ここは退屈迎えにきて あたした…
本屋をぶらぶらしていて、ふと手に取った本が、ピースの又吉さんの書いた「第二図書係補佐」。 最近のお気に入りの本ばかりを繰り返し読んでいたので、久々に読むおニュー本。 又吉さんと言えば、芥川賞を受賞した火花が有名だが、今まで、手に取ることはな…
最近笑ってますか? 幸せだから笑うのではない 笑っているから幸せになるのだ ほんとその通り!
ひまわりの花言葉は あなたは素晴らしい だそうです。 加納朋子さんの『カーテンコール』を読んで知りました。 そして、つい先日、行って参りました。 ひまわり畑 雲一つない青い空。一面の黄色。緑の山々。 太陽に顔を向けて、真っすぐに堂々と立つその姿を…