【読書のススメ】オリジナルな生き方(パリに行ったことないの/山内マリコ)
パリに行ったことありません。
行ってみたいなーと思ったこともありませんでした。
理由はないです。なんとなく。
でも、この本のおかげで観光地然とした華やかなイメージしかなかったパリの影の部分が見えたような気がしました。
道にゴミが捨てられていたり、スリが多かったりというのはよく聞くけれど、この本は妙にリアルに映像としてそれらの光景が浮かんできて、行かなくていいや、という結論になりました。(笑)
ただ、フランス人らしい生き方は興味があります。
日本にいると、恋愛して、結婚して、子供を産むことを求められます。
世の中に。世間に。
だから結婚したいと口を揃えて言う人が溢れてます。私もその昔言ってましたが。(笑)
結婚できるような相手がいない場合には婚活までして、世の中の期待に応えようとしていますが、フランスでは、そもそも結婚がスタンダードではないようです。
婚活に関しては自分には向かないなーと思って卒業しましたが、フランスの人が婚活のことを知ったらどんな感想を持つのか聞いてみたいです。
どうして全員が同じライフコースを同じようなタイミングで生きなければならないのだ。そんなの変じゃないか。
毎日全然楽しくないのにそれを変えようともしないでなんとなーく生きてたの。
仕事は中途半端だし、もう何年も恋人もいない。
周りはどんどん結婚して、仲良かった子とも疎遠になって、すごい孤独で。
すーちゃんを読んで本気で泣いたりしてたの。
分かる分かる。(笑)
すごいよく分かる。(笑)
世の中の王道の生き方は自分にはできそうもないので、オリジナルで個性的に生きていってやります。(笑)