学校に行きたくないあなたへ
世の中は夏休みも終盤。
学校へ行きたくないあなたへ というメッセージを見かける機会が増えました。
不安な気持ちで新学期を迎える人もたくさんいるだろうなと思います。
私は、不登校にこそなりませんでしたが、学校へ行くのがつらい時期がありました。
そんなときは歯を食いしばって、とにかく一歩一歩ただ足を動かして学校へ行ってました。
心が晴れず、学校にいる間も、帰って来てからも、ずーっといやなことが頭から離れず、とてもしんどかったことを覚えています。
学校は行かなければならいのか。
いろんな考え方があると思いますが、しがないアラサーである私の考えを述べてみたいと思います。
少しでもつらい気持ちの励みになれたら幸いです。
友達は多い方が幸せだ
いい学校に行き、いい会社に入ることが幸せだ
私はそう信じて来ました。
だから学校へ毎日きちんと行って、友達をたくさん作って、テストがあればいい成績をとって、そしていい会社に入れるようにずっと頑張って来ました。
だけど、果たして本当にそれが幸せなのか。
アラサーになって思うのは、自分自身の決めた幸せの概念にがんじがらめになっていたということです。
もっと楽しみながら毎日過ごしてくれば良かったと。
もっと自分らしく生きてくればよかったと。
学校に行かなかったら幸せになれないと思ってきましたが、それは違うと思います。
たしかに人と違う道を行くことはかなり勇気のいることかもしれないけれど。
もう限界だと思うときには、生きることを決断して、学校は切り捨ててもいいと思います。
樹木希林さんが、生きづらさを抱える人たちに向けてメッセージを発信されてました。
必要のない人間なんていない、どんなふうであれ、生きていて欲しいという気持ちが目一杯詰まってました。
辛い気持ち、憂鬱な気持ちを抱えてる人は検索してみてください。
絶対に心が動くはずです。
タモリさんが以前テレビで友達なんかいらない、と発言していたのがとても印象的でした。そんな考え方があるのか、と度肝を抜かれました。
友達がたくさんいなければ幸せになれないと思っていたからです。
世間が掲げる幸せの概念に惑わされることなく、自分の幸せを見つけることが大事なことだと思うのです。
みやぞんの名言というタイトルでここにも以前綴りましたが、天国みたいな生き方してるか、地獄みたいな生き方してるか、それは自分次第なんだと強く思います。
学校は楽しいことも辛いことも学べる場です。
ただ、限界だと思うくらい辛いことが続く場合には、勇気を持って行かないという選択肢を取ってください。
今や人生100年時代。
学校へ行くのはその中でたかだか十数年。そこからの人生の方が長いのです。
今、世の中は変化の時代。
学校に行かないという選択が市民権を得ること、そして、学校へ行った子と全く変わらず自分の夢を叶えることができる世の中にきっとなると信じてます。