【読書のススメ】幸せ至上主義からの卒業
タモリさんと言えばいいとものイメージが強い。
いいともが終わってしまってから、休みの日に増刊号を見る習慣がなくなったせいか、私の生活スタイルの中でタモリさんをテレビで見る機会が減ってしまった。
タモリさんの名言?で友達なんかいらないという言葉がある。
アラサーになって友達は減ってきた。
みんな結婚し、子供を産み、だんだんと疎遠になってきた。
私の性格のせいか、この歳になると新たに友達を作るのも億劫になってくる。
友達が沢山いて、キラキラとした毎日を送っている人の写真がInstagramに載っている。
いいなー羨ましいなーとも思う。
本屋に行くと幸せになるための法則だとか楽しく行きていくためのヒントみたいなタイトルの本が並んでいる。
幸せってなんだろなー。
全てが自分の思い通りにいくこと?
そんなことはありえないんじゃなかろうか。
幸せに生きたいと思うこと、楽しく生きていきたいと思うことは素晴らしいと思う。
本当にその通りだから。
否定のしようがない。
でも、最近、楽しくなくてもいいんじゃないかと思ったりする。
楽しいと思えないなーと感じる時、幸せ至上主義の考え方は重いのだ。
なんで幸せじゃないんだ、なんで幸せだと思えないのだと知らないうちに自分を責めがちになる。
楽しくないなー。
でも別にいいんじゃない?
楽しくないということは不幸とは違うから。
そんなこと書いてある本はあまり目に入ってこない。(笑)
後ろ向きな感じがするし、売れないからかな。
アラサーになると、真新しいことは減ってくる。
私に限ったことかもしれないけど、ドキドキワクワクすることも減ってくる。
旅行も訪れるのが2回目、3回目という場所が増えた。
友達と何かする機会も減ってきた。
あれも欲しい、これも欲しいという20代が嘘のようで、自分の気に入ったものを長い間大切に使おうという思いが大きくなってきた。
友達は自分とは別の道を歩んでいる。
アラサーになったら、楽しいとか幸せとか無理に思わなくてもいいんじゃないかなと思うのだ。
それは暗くネガティブに生きるということとは違う。
楽しいとか幸せだと思うことは散々過去の自分がやってきてくれている。
真新しいことや友達と一緒の時間が減った今、楽しいと思うことが減ったのはもしかしたら当たり前のことなのかもしれない。
それぞれの道をみんな歩いているからこそ、自分道を前向きに進んでいけばいいんじゃないかなーと思うのだ。
楽しくなくてもいい。
楽しいと無理に思ったりしなくていい。
自分らしくいればまた楽しさは自然とついてくるような気がする。