【読書のススメ】生きててよかったと思える読後感
最近は久方ぶりの恋愛に大半の時間を注ぎ込んでしまい、めっきり読書は再読本ばかりだったけれど、本を読まねばと思わせてくれた一冊。
話題になっていたライオンのおやつ を遅ればせながら読んだ。
生きることがしんどいと思ったことは数え切れないほどたくさんある。
だけど、それは身体が自由に動き、健康であることに慢心していたせいなのかもしれないと初めて思った。
主人公と歳が近く、生きることがルーティン化していた私には、ハッとさせられることがたくさんあった。
自分らしく生きたいとずっと思っていた。
だけど、振り返ってみると人の評価を気にしてばかりでプライドの高い人間に成り下がってた。
実力以上のステータスは、まぐれなのにも関わらず、驕り高ぶって、本当に嫌な人間が自分自身であることに落胆した。
本当の私は弱虫だし、才能なんてない。
周りの人の力と運だけでここまできたことに感謝しなくてはいけないと思ったし、これから先の人生、背伸びして自分を大きく見せるのはやめようと痛感した。
誰になんて思われてもいいから自分にしかできないことをやろうと思う。
このままの人生を続けてたら後悔するのは目に見えている。
うんざりしながら、生活のために、嫌な仕事を歯を食いしばりながら耐えてる。
誰のために働いているかと言われたら、納税するためとしか答えられない。
働くことが正しいと洗脳されてるロボットみたいな生き方。
いい学校を出ていい会社に入ることがなぜいいことなのかと言われれば、そうすれば日本にとって都合がいいから。
結果、今立ってる場所は居心地も微妙だし、私自身が幸せだと感じられない。
なーんか間違えてた。大幅に。笑
それは洗脳されてたから仕方ないか。
人生の軌道修正をしようと思う。
人間なのに、自分らしさもなく、量産型のロボットみたいな生き方はこれでおしまい。
気が付けてよかった。
生きててよかった。
これからは自分らしく生きる。