【読書のススメ】力を抜いて頑張らない(あやうく一生懸命生きるところだった)
『あやうく一生懸命生きるところだった』という本を読んだ。
アラサーになり、正直人生に飽きてきた感は否めない。
社会人もこなれてきたけど、これがあと何十年も続くかと思うと正直うんざりしてしまい、どうにもテンションが上がらないのだ。
この繰り返しにもう飽きた。(笑)
友人も結婚出産を経て、立場も違うし、時間も合わなくなってきてしまった。
ひとりでも楽しく生きようと無駄にテンションを上げてあちこち出かけていたのだが、正直、ひとりで出かけるのも飽きてきた。(笑)
目的があればいいけど、時間を持て余して散歩したりしても、暇すぎて大欠伸してしまう。(笑)
人生のスランプというと大袈裟だけど、ほんとに停滞してるなー最近、と思っていたところに読んだので、もっと肩の力を抜こうと決意。
今まで必死に頑張って努力してきた。
たけど、その結果がこれだと思うとなんだかなーという感じなのだ。
頑張ってきたことは決して無駄ではないし、いい経験だったけど、これからはもうあんまり頑張らなくてもいいですか?(笑)
なりたい自分像を作って、そうなれるようにやってきた。
だけど、そのなりたい自分像になったところで幸せなのか?それって果たして自分に合ってるのか?
20代の頃は若さゆえ、気づかなかったけど、自分とかけ離れたところになりたい自分像を作ってらそれに向かってひた走るのってしんどすぎる。
自分は自分にしかなれないんだから、自分にしかできないことを自分らしくやればいいんじゃないのかな。
今までは学校や会社で他の人と同じようなことをそつなくこなすことが重要視されていたような気がする。
集団や組織において、個性と協調性というのは相反する。周りの人と同じように考えて行動できる人の集団は統率が取りやすい。
だけど、今や多様性の時代。
周りと同じように考えて行動することになんの意味があるんだろう。
AI化が進み、これから先、人の手を介さずにロボットがなんでもやってのけてしまう時代がくる。
そうなってくると人間ひとりひとりの個性が大事になってくる気がするのだ。
個性は努力して手に入れる必要はない。
もともとのその人らしさだから。
いい意味で、意識高くしたり、無理に楽しくしようとあれこれ動くのはもういいかな。
力を抜いて自分らしく。