(映画のススメ)天気の子
超話題作。
賛否両論あったので、DVDになるまで待ってようか迷ったのですが、観に行ってきました。
観に行ってよかった!!
まぁ、確かに賛否両論あるのはわかりました。
世界の中心で自分勝手に愛を叫びまくるのは現実世界では許されないですが、映画の中では多少なら許してみようという心持ちで観ました。
話が逸れますが、考えてみると、ジブリ映画は賛否両論が少ないような気がするんですよね。
老若男女誰からも支持されるジブリ映画ってすごい。
ジブリ大好き。
天気の子でまず驚いたのは、スケールの大きさ。
テレビドラマの世界がなんてちっぽけなんだろうと愕然としてしまうくらい、とてつもないスケールの大きさでした。
ちょうど、偽装不倫にハマっていたのですが、申し訳ないけれど、異次元でした。小さくせせこましい日常から離れた世界観に圧倒されました。
世界がどうなってもいい、自分もどうなったって構わないと思えるような相手に出会うこと。
みっともないくらいなりふり構わずに人を好きになること。
雨の美しい描写と共に描かれていたのは、どこまでも真っ直ぐな気持ち。
そんな気持ちが永久に続くのかよく分からないけど、でも、RADWIMPSの音楽はどこまでも肯定的で、鳥肌が立ちました。
未熟で不確かで発展途上なころ、将来に漠然とした不安がありました。
自分は何者で、どうやって社会とつながっていくのだろうと。
でも、不安がることなく、自分の思うままにもっと素直に正直に生きてくればよかった思いました。
こうでなくてはいけないと、自分でがんじがらめにして動けなくなっていました。
どうにでもなるし、どうにかなる。
だから思うままに生きてみたいと思いました。
それから映画の影響なのか、もう会うこともないとばかり思っていた人達の顔がたくさん浮かんできました。
今はどこで何をしてるんだろうなと懐かしく思う大切な人達。
映画を観なければこんなにも思い出さなかったと思います。
とにかくうまく言えないけど、観てよかったです。
かなり集中して観ていたせいか、映画を観終わってまず思ったことが、あー、傘持ってくるの忘れたわーということ。
現実世界では雨なんか降ってないのですが、映画の中で、雨の描写が多かったため、切り替えが上手くいかずに混乱。(笑)
自分の殻に閉じこもったり、訳のわからないことで悩んでいたりせずに、たくさんの人と会って、好きな人を沢山作ろうと思えました。