【読書のススメ】ネガティブのドツボからの脱却(ナナメの夕暮れ/オードリー若林)
大傑作。
繰り返し何度も何度も読んだし、これからも何度も読み返すこと間違いなし。
- 作者: 若林正恭
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/08/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
うまくいかないこと、辛いこと、悲しいこと、自分が好きになれない人、人生につまづいてる人などなど、とにかく何か壁にぶつかってる人は絶対に解決の糸口が見つかると思う。
お金を払って購入するに値する素晴らしすぎる傑作だった。
「合う人に会う人生」という言葉は強烈に胸に残った。
私は交友関係が狭いので、友達も少なめだ。おひとりさま具合は年々加速気味。
新しい友達なんてこれから先できないんだろう。もちろん彼氏もおりませぬ。
アラサーでこのスペックってどうなんだろ…と思う時もあるけど、合う人に会えれば幸せだと思えたし、合う人がいることのありがたさが身に染みた。
こんな私と友達でいてくれてることに感謝の気持ちが込み上げてきた。
それから、「親父にもう一度だけでいいから会いたい」という言葉。
私は正直両親がこの世界からいなくなってしまうというのは想像できない。
それくらい両親がいることは当たり前のことだ。
だけど、自然の摂理で、絶対にいつかはくる。そのときのために、親孝行をする時期はいまなんだと突き付けられた。
あと、ネガティブから脱却するため、この本に書かれてあった肯定ノート、私もやりましたよ!笑
好きなことを書き出す。
周りの人のことを肯定しまくる。
嫌いな奴のこともひーひーいいながら肯定してみましたよ。笑
どんな人にもいいところはある。だからこそ、そこをフォーカスして見るようにする。
世界を肯定して見る、人のことを肯定して見る。そうなれればいいなと思う。
全ての出来事を肯定した状態で思い出にできればいいなと思う。
私は空っぽでいいところなんてあるのかわからない。
でも、好きなことはたくさんある。
だから、書き出すことで、自分のことが少し深堀できたような気もした。
予定のない休日も、好きなことをたくさんできることが楽しみになってきた。
自分のことを凡人だと言っている若林だけど、本当に才能がある人は自分に厳しすぎるんだと思う。
自分のことを見つめて、短所と真面目にきちんと向き合い、悩み、改善しようと努力し、人生を楽しもうと模索している。
自分にとにかく厳しく、妥協しなかったからこそ、一発屋ではない芸人になったのだろう。
素人なので、お笑いのことは正直何もわからない。
だけど、彼は間違いなく、とんでもなく才能がある一流芸人だと思う。
この本を読んで、過去のことを思い出し、反省した。
人のせいにばかりしてきたし、自分が正しいと思い込んでた。
私まちがってたな。
もっと謙虚に。人のことを肯定していきたい。
出会う人すべてに学ぶような姿勢で。