【読書のススメ】おひとりさまの仲間発見笑(本屋さんで待ち合わせ/三浦しをん)
三浦しをんさんのエッセイを初めて読んだのは大学生のとき。
それ以来、読書にのめりこんでいったような気がする。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2012/08/11
- メディア: 単行本
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とにかく面白い。電車で読むと噴き出してしまうので家で一人で読み、心おきなく笑ってる。笑
三浦さんのエッセイはおひとりさまの仲間の日常を垣間見れるので、安心する。
何気ない日常がユーモラスに描かれており、疲れたなーと思ったときに、猛烈に読みたくなる。
外出する予定がないときはシャワーは浴びないとか(しかもほぼ外出の予定がないとのこと笑)、満員電車でぐいぐいと押してくる人に対してテコでも動かないように踏ん張るとか。
今回特に印象深かったのは、亡くなったおばあさんの話。
生きて死ぬ。
生き物はそれだけで充分なのであり、「なにかをしなければならない」といった考えからは完全に自由な存在なのであり、だからこそひとつひとつの生命が尊いのではないか。
結婚したい。
辛いことや悲しいことを耐え抜くつよさが欲しい。
幸せになりたい。
充実した毎日を送りたい。
日々、ああだこうだといろんなことを考えるけれど、もっと物事はシンプルなのかもしれない。
生きて死ぬ。
だからすごく辛いときは逃げてもいいし、時には人生を休んでみてもいい。
幸せになんてならなくてもいい。
自分を大切にして、毎日を感謝して日々を過ごしていけばいいのではないか。
なーーんて思ってみたり。
楽しんで生きていこうと思えた。
おひとりさまだけど、世間には私と同じようなおひとりさまはたくさんいるんだろう。
だから、その人たちに勇気を与えられるように楽しく生きる様を見せていけたら幸せだと思う。