アラサーOL 頑張らない日々

読書好きアラサーOL@都内 お一人様爆走中で何をするにも基本ソロ活動。将来の夢はものを書いて生計を立てること。

コンプレックスとの向き合い方

コンプレックス、ありますか?
私はコンプレックスの塊です。正直、自分自身に何の自信もなく生きてきました。

 

特に、学生時代、どうしたらもっときれいになれるかと鏡を眺めていました。当たり前ですが、いくら眺めても変わらず。(笑)
髪型を変えて雰囲気を変えてみたりと色々と試行錯誤してましたが、やはり、顔面は変わらず。(笑)

 

最近、後輩と話したときに、今の大学生の子たちは、長期休暇を利用して、整形する子がとても多いと聞きました。
私のころとは時代がちがうと、改めて痛感しましたし、私も古い価値観の人間だと実感しました。

 

今はどうなのかわからないのですが、私の学生時代は、アイプチをしている子がたくさんいました。私自身、奥二重なのですが、顔がむくんで二重の幅が狭いときには、アイプチを使って幅を広げたりしていました。
面倒くさいなーと思うときもありました。

 

でも、アラサーになり、だんだん自分の顔に愛着をもつようになってきたのですよね。
それは、美しいとかかわいいとかいう概念とは全く異なるもので、そうそう、これぞ自分の顔だな、という顔になってきたような気がするのです。
何度も言いますが、それは顔の造形が美しいとかかわいいという概念とは全く別のものです。(笑)

 

アラサーになり、自分の顔との付き合いも長くなってきました。
恋愛したり、失恋したり、幸せだと思ったり、仕事で疲れ切ったり、風邪をひいたり、元気いっぱいだったり。
当たり前ですが、どんな時も、この顔とこの身体と常に一緒に乗り越えてきました。
それがね、全部顔に刻まれているような気がするのです。


こないだ、片づけをしていたときに、10年まえにパスポート用に取った写真や、学生時代の写真が出てきました。
まずね、驚きました。
若かったから(笑)ものすごい若かったから(笑)

 

それは、自分が節目だと思っているたくさんのいいこと、辛いことを経験する前のツルんとした顔で、若く、未熟で、不完全な顔でした。
確かに自分の顔なんですが、進化前だなーという感じ。(笑)何度も何度も言いますが、顔の造形が美しいとかかわいいとかいう概念とは別のものです。(笑)
生まれたばかりのときや幼稚園のときの写真を見ているのともまた別の感覚なんですよね。

 

年を取ったからなのか、コロナの影響なのか、なんなのかわかりませんが、昔感じていたコンプレックスの多くは、なんとも思わなくなりました。

 

コンプレックスよりも年齢を感じるようになり、外見よりも自分の内面を意識するようになってきたように思います。


そして、なんと言っても年齢を感じるようになり、やわらかい顔になったなーと思います。

 

テレビや雑誌に出ている女優さんやモデルさんは美しくきれいで、それ自体が秀でた才能だと思います。
若いころはそれこそ、その人達に憧れ、少しでも近づけないかとも思っていましたが、今では純粋にその美しさがただただ神々しいと思うだけになりました。

 

自分は自分だから、これで十分でこれが最高だと素直に思うようになりました。
言い換えるといい年になったなー。というような心持です。


若いことがどれだけ素晴らしいか、今ごろ分かってきましたが、それぞれの年に合った出来事を楽しんでいきたいと思っています。


自分のための人生なので、自分自身が満足していたらそれで充分なのですが、欲を言えば、美しい、可愛いと思われなくていいから、いつも楽しそうだと周りから言ってもらえるように自分の内面を磨いていきたいです。
どうしたら内面が輝くのか、それを真剣に考えようと思います。