アラサーOL 頑張らない日々

読書好きアラサーOL@都内 お一人様爆走中で何をするにも基本ソロ活動。将来の夢はものを書いて生計を立てること。

決断に対する迷い(Get Myself Back/安室奈美恵)

人生には決断することが多い。

どの部活に入るのか、どの学校に進学するのか、どこに就職するのか、どこに住むのか、何を買うのか、どこに旅行に行くのかなど、大小様々。

 

私の場合、決断するのはかなり早い。

部活やサークルはこれがやりたい、と即決。

進学する学校もここ以外はあり得ない、とこちらも即決。

就職先も絶対ここがいい、と即決。

だから、迷うことなくいつも決断してきた。

そして、決断したことを本当に実現するために、歯を食いしばって努力しなければならなかった。

いつも努力しなければ到達できないようなことを決断してきたから。

 

私の場合、決断した後に迷いが出てくることがほとんどだった。

あれほど憧れて、自分で決断したのに、自分が想像していたようなところではなかったと感じてしまうからだ。

単なるわがままだし、ないものねだりだと今ならわかるけれど、当時は何が違うのだろう。なんで満足できないのだろう。自分の決断は間違いだったのか…と思うことがあった。

 

それはアラサーになった今だってそう。

今の仕事をあと何十年もやることに対して、迷いが生じることもある。

 

だけど、例えば、時間を巻き戻して、その時点からやり直せるようなドラえもんの道具があったとしても、私はきっと今までと全く同じ決断をするだろう。

なぜなら、時間を巻き戻したとしても、私自身は変わらないから。

その時点に戻れば、私の性格であれば、同じ決断を必ずして、また今の自分まで戻ってくるだろうと思うのだ。

自分にふさわしい決断をして生きてきたと感じる。

決断したことが合ってるか間違ってるかということではなくて、自分ならこう決断するだろうと思うような選択をしてきていると客観的に見て思うのだ。

だから、決断して進んできたこの道が私の人生なのだ。

 

隣の芝は青いというけれど、同世代は家庭を持っている人がほとんどで、なんだか取り残されたように感じる。

結婚しないということは決断したわけではなく、こうせざるを得ない状況にあるからなのだが(笑)、それでも、この状況も私らしいなぁと素直に納得できるようになった。

 

迷っているときに安室奈美恵さんの「Get Myself Back」という曲を聴くようになった。

大丈夫 きっとすべてはうまくいく

今までだって 越えてこれたんだ

 

これからもきっと決断(即決)し、迷うという自分のサイクルは変わらないだろう。

でも、今までどんなことがあっても越えてこれた。

そして順風満帆ではないデコボコした自分の人生に愛着がある。

歌の歌詞にあるように、すべてうまくいくのだ。

だからできることなら迷わずに自分の道を楽しんで歩んでいきたい。